こんにちは!
王子の髪質改善専門店代表の丸山です。
最近は外出を控えている方も多く、美容室にもなかなか行けない方も多いと思います。
そんな中、最近プロの美容師から見て非常にキケンなことが流行っているうようです。。
なんだかお分かりですか?
「セルフ縮毛矯正」です!
なので、今回はなぜキケンンなのか?
では、どうしたらいいのか?
などを解説していきたいと思います。
縮毛矯正ってどんな施術?
まず初めにそもそも縮毛矯正とはどういうものなのかを解説しいていきたいと思います。
縮毛矯正は美容室の施術の中でも難易度が高く、豊富な知識と経験が必要で、美容室でやっても失敗する方が最も多いメニューと言っても過言ではありません。
縮毛矯正にはたくさんの工程があります。
①毛髪診断
②薬剤選定、1剤塗布
③中間処理
④熱処理
⑤2液処理、後処理
大きく分けるとこんな感じです。
施術工程が多く、その中の一つでもミスをしてしまうと思い通りにはいきません。
一つずつ解説していきます。
①毛髪診断
今までのどのような施術をしてきたのかが非常に大事になります。
これはご自身でもお分かりになると思いますので一番毛先の部分まで含め今までどのような施術をしてきたかしっかりと把握しておいてください。
もう一つ毛髪診断で大事なのは、髪の太さや強さで、これはあまり他の方の髪の毛に触れる機会が少ない一般の型では判断が難しいと思います。
②薬剤調合、1剤塗布
毛髪診断の結果によってを現状の髪に対して最適な薬剤を調合していきます。
縮毛矯正は基本的に髪への負担が大きい施術になります。
なので基本的に一度かけたところにはかけませんので1剤を塗布する際は根元の伸びた部分のみに塗布します。
薬剤調合や塗布する部分の判断を間違ってしまうと、クセが伸びなかったり、過度のダメージを与えてしまったりするので、フルールでは特に慎重に行います。
③中間処理
髪の中の結合を切る1剤といのを流します。
これにもコツがあり、急にシャワーのお湯を直接当てずに「乳化」をしてから流します。
その後に特殊なシャンプーで薬剤の作用を完全に止めます。
これができないと薬剤の反応が続いてしまい、必要以上に髪の中の結合を切ってしまうので、ダメージが進行してしまいます。
これも通常では購入できない特殊なシャンプーを使うのでご自宅では困難だと思います。
④熱処理
これはストレートアイロンを使用して髪の毛を真っ直ぐにしていきます。
サロンによって様々なやり方がありますが、フルールでは1.5cmほどのパネルを、特殊なブラシで引っ張りながら、ストレートアイロンを全体に均一になるようにかけていきます。
この際もストレートアイロンで強くひっぱてしまったり、強くプレスしてしまうとかなりのダメージを与えてしまい、修正するのが不可能な状態になってしまうことも多々あります。
⑤2液処理、後処理
実は非常に大事な工程になります。
切断した結合を再結合するのが2液なのですが、これは1液以上にしっかりとたっぷりと塗布しなければなりません。
しっかりと塗布ができていないと、髪の中がちゃんと再結合されず、数日後に酷くダメージした状態になりかねません。
さらに2液絵を流した後に行う後処理、これは髪に残った薬剤をしっかりと除去することと、アルカリに傾いた髪の毛を弱酸性の安定した状態にしていきます。
これも疎かにしてしまうと、時間が経った時にダメージが表面化してきます。
意外とサロンでもここをしっかりとしないサロンが多く、修正するのが難しい状態になっているお客様をよく目にします。
とここまでが大まかな工程になりますが、いかがでしょうか?
ここまでは縮毛矯正について解説してきましたが続いてはなぜセルフの縮毛矯正は危険なのかを解説していきたいとおもいます。
なぜセルフ縮毛矯正は危険なのか?
前述したとおり、縮毛矯正は髪への負担が非常に大きい施術になります。
なので一度ミスをしてしまうと修正するのが難しく取り返しのつかないことになります。
しかしネットなどで調べると、たくさんの薬剤が出てきますし、簡単にできるという文言が多く見られます。
確かに場合によってはかけたては一見キレイに見える場合もあります。
しかし、髪の中はボロボロでその後にカラーなどをした際にひどい状態になることが予想されます。
何度も言いますが、それを修正するのは、ほぼ不可能で生え変わるまで元の状態には戻らないので、ロングの方だと何年もかかる場合があります。
たった一回の軽はずみな思いつきで、修正するのに何年もかかると思うと大変じゃないですか?
大袈裟に聞こえるかもしれませんが縮毛矯正それくらい難しく、リスクのある施術です。
では、クセは気になるけど、なかなか美容院にいけない時はどのようにしたらいいのかを解説していきたいと思います。
ストレートアイロンがおすすめ
クセが気になる時に、なかなか美容院にいけない時は、当たり前かもしれませんが、ストレートアイロンで伸ばすのが、なんだかんだ一番おすすめです。
ただ、適当にストレートアイロンを全体にかけてしまうと、それもダメージに繋がるので、注意が必要です。
特に注意していただきたいことを3つあげます。
①ストレートアイロンをかける前にトリートメントをつける
②温度は120度〜160度
③3秒以上アイロンを止めない
それぞれ解説していきます。
①ストレートアイロンをかける前にトリートメントをつける
ドライヤーの前も同様なのですが、アイロンをかける前には必ず洗い流さないタイプのトリートメントをつけてください。
特にさらっとしたオイルタイプでアイロンを入れた際にしっかりと揮発するものがおすすめなのです。
注意していただきたいのは、トロッとしいていいるタイプのものを使ってしまうと、余計に髪の毛が熱くなり、逆にダメージを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
②温度は120度〜160度
よくお客様から180度で全部かけるというのをきくのですが、それを毎日のように繰り返してしまうと、髪の中のタンパク質が固まってしまい、髪が硬くなり、乾燥したようになってしまいます。
そうすると、次に縮毛矯正やカラーをする際によりダメージを受けやすくなってしまい、なかなかキレイになりません。
できれば部分によって温度を変えてやるのが理想的です。
・根元の一番クセの強いところは160度
・毛先は120度〜140度
・前髪は120度
といった感じです。
特に前髪は特にクセが一番気になるので高温で強く引っ張りながらかける方が多いのですが、実は前髪は髪の毛全体の中でい一番細い部分になります。
なので高温でやると特にダメージを受けやすく、サロンで縮毛矯正をかけた際にチリついてしまったりする要因になってしまいます。
なので根元と毛先の温度を変えないにしても、前髪だけは温度を落としてかけましょう。
③3秒以上アイロンを止めない
これも非常に大事なことなのですが、「同じ部分で3秒以上止めない」です。
温度によるダメージと同じ理由なのですが、低温でやっていても、同じところでずっと止めてしまうと、どうしても温度が上がってしまいます。
さらに強くプレスしてしまうと、髪の毛が潰れてしまい、ツヤ感が出にくくなってしまいます。
これもなってしまうと、直すのは困難でいつまで経ってもキレイな髪にならない要員の一つになりますので注意が必要うです。
あと一つアイロンのかけ方とは違うのですが、ストレートアイロンは良いものを使用した方がいいです。
家電量販店などで見ていても、安価なものがたくさんあります。
そういったものは、温度の調節ができなかったり、表示してある温度と違ったりする場合がありますし、アイロンのプレートに何のコーティングも施されてないと髪の毛が焦げてしまうような状態になってしまうこともあります。
逆に高価なものだと、温度設定はもちろん、プレートに特殊なコーティングがしてあるものがほとんどなので、毎日使用してもダメージがありません。
目安としては1万円以上のものが良いと思います。
ただ、最近ネット通販では有名なメーカの模倣品なども出回っているので、家電量販店か美容室で購入するのがおすすめです。
まとめ
ここまでセルフ縮毛矯正について解説してきましたが、危険性は伝わったでしょうか?
本当に縮毛矯正は美容師でも難しい技術で、知識のない一般の方が軽い気持ちでやってしまうと、取り返しのつかないことになり、元の状態に戻るまでに何年も要することになりかねません。
この記事をご覧になる前に既にセルフ縮毛矯正をやってしまった方は、美容室にいった際に必ずそのことを担当の美容師に伝えてください。
例えばそれを知らずにその上からさらに縮毛矯正をかけてしまうと、髪の毛がチリチリになってしまい、本当にひどい状態になってしまいます。
縮毛矯正は適切な方法で、適切な施術を行えば、髪の毛がキレイに見えて、とても扱いやすくなる素晴らしい技術ですので、分からないことなどあれば、お気軽にご相談ください。
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住所:東京都北区岸町 1丁目5−5−1F
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